トラッド系におすすめのファッション誌

トラッドの中でも、カジュアル寄りな人におすすめなのはトレンドに敏感な「POPEYE」です。アメトラ好きな人には「Free&Easy」もおすすめです。

スーツを基本に品格ある着こなしを提案する「Men’s Ex」、モードすぎず上品なおしゃれを提案している「MEN’S CLUB」などは、毎日のビジネスシーンでの着こなしに参考になるかと思います。

大人のセクシーな着こなしを参考にしたい「UOMO」はファッションだけでなくカルチャー情報も満載です。ちょい不良オヤジという言葉を生みだした「LEON」も、大人のライフスタイルマガジンとして人気があります。

オヤジというにはまだ早い?という30代〜40代のパパにおすすめのはライフスタイル誌「OCEANS」。

トラッド系やスーツスタイルの着こなしに参考になるスナップ雑誌には「Snap LEON」や「MEN’S Precious SNAP」などがあります。

こだわりのアイテムやモノに興味がある大人の男性には、モノ語りマガジン「MEN’S Precious」などもおすすめです。

ほかにも、こだわったライフスタイルを求める人に向けた「Pen」や、インターナショナルで最先端な情報を扱う「GQ JAPAN」、様々なカルチャーやファッションを独自の切り口で紹介する「BRUTUS」などといった、カルチャー誌に掲載されたファッション記事も、おしゃれで高感度なものが多いので見逃せません。

アメカジ・古着系におすすめのファッション誌

アメリカを意識したスタンダードな雑誌といえば「Lightning」や「Free&Easy」です。この2誌はファッションスタイルだけでなくライフスタイルやカルチャーも紹介しているので、アメリカ文化が好きな人には特におすすめしたい雑誌です。

大人のカジュアルスタイルが豊富で身近なスタイリングが多い「2nd」は着こなしの参考におすすめです。アメカジにハイエンドなファッションをプラスしたスタイリングに強いのは「SENSE」が参考になります。

アメカジの中でもよりストリート感の強い「street JACK」、サーフ系や西海岸ストリートスタイルを提案している「Fine」、アメカジにトラッドやモードな要素を加えたスタイルの「men’s FUDGE」なども、若い人におすすめです。

アメカジと言えば、ライフスタイルやアイテムに対するこだわりも強いことで知られていますが、カーライフマガジン「DAYTONA」や、アメカジグッズに強い「DAYTONA BROS」、新製品やデザインの優れたグッズが満載の「モノマガジン」も参考になります。

不定期にテーマ別に発刊されるムック本も最近良く見かけますが、アメトラとアメカジに強い「別冊2nd」や「別冊Lightning」といったあたりも見逃せません。

古着系が強いファッション誌は、ヴィンテージショップや古着屋のガイドブック的な「古着屋さん」、読者モデルのスナップが豊富な「古着MIXスタイル」などがおすすめです。

モード系におすすめのファッション誌

モードからカジュアルまでとにかくトレンドを押さえておきたいというおしゃれな人に人気なのは「MEN’S NON-NO」。高感度なアイテムが多くクリエイター志向な人におすすめなのは「HUgE」。ストリート色が強くハイエンドな印象の「SENSE」は、男がかっこいいと思うスタイルをテーマに提案しています。

モードとカジュアルを半々で楽しみたいなら「men’s FUDGE」などがおすすめです。

世界的に出版されている男性向けモード誌の日本版、「VOGUE HOMMES JAPAN」は、ハイエンドなトレンドを知るのに欠かせません。

パリコレクションやミラノコレクションなど、メンズのコレクション情報を知るには、「Fashion News」「gap PRESS MEN」「MEN’S COLLECTIONS」「MEN’S TREND」などが情報量豊富でおすすめです。

海外の雑誌もトレンドに敏感なのでおすすめです。イタリアのモードなメンズファッションマガジン「BOOK MODA UOMO」、イタリアのコレクションが豊富な「SHOW DETAILS」、世界的な男性向けモード誌のイタリア版「L’UOMO VOGUE」、同じくそのフランス版の「VOGUE HOMMES」といったあたりがモード色強めの海外メンズファッション誌です。

ロンドンのエッジィなカルチャーに強いDazed Groupから創刊された、イギリスの「AnOtherMan」、ファッションのほかにアクセサリーや香水などの情報も豊富な「10 MEN」なども個性的で最新情報がわかる海外ファッション誌です。

サロン系

その名の通り、美容室で働いている美容師やアシスタントスタッフがしているファッションをサロン系と言います。

全体的にフェミニンな雰囲気で、重ね着やアクセサリーなどを多く使うのが特徴です。特に重ね着をするレイヤードスタイルはスタイリングの基本となっています。

素材違いのシャツを重ねたり、ルーズな襟のカットソーを重ねたり、レイヤードすることで個性を出すスタイルはおしゃれ好きな人に向いているスタイルとも言えます。

また、柔らかい素材や透け感のあるアイテムもレイヤードに用いるので、どことなくフェミニンな印象になるスタイリングが特徴です。

このサロン系が登場したのは90年代で、裏原系ブームとともに流行したカリスマ美容師のファッションがベースとなっています。きれいめファッションにアメカジのアイテムや古着など様々なジャンルを取り入れていることから、ミックス感覚や全体のバランス感覚が大事になってくるのでセンスに自信があると言う人におすすめできます。

細身でフェミニンな雰囲気な人、中性的な男性、いわゆる草食系男子など、やわらかい雰囲気を好む人に馴染むファッションとも言えます。

10代のおしゃれに憧れる世代から30代の高感度な美容師まで、幅広い年代に支持されているのも特徴です。年齢層が高めの人には、あまり装飾を重ねるよりもアクセサリーにこだわるなどシンプルな着こなしも多く見られます。

参考になる雑誌は、「CHOKi CHOKi」、「MEN’S NON-NO」などです。

お兄系

お兄系とは、日本で生まれたストリートファッションの一つです。言葉自体が誕生したのは、2003年に創刊50号を迎えた「Men’s egg」誌上でした。

2000年頃から増えだした、ギャル系よりちょっと年上の「お姉系」と呼ばれる女性達とよくいる男性のファッションとして、「お兄系」と呼ばれるようになりました。

お兄系は、雑誌ゲイナーをお手本とした男性セレブを意識した着こなしの「正統派お兄系」と、雑誌メンズエッグのモデルがお手本の「ギャル男的お兄系」の大きく2つに分類できます。

ギャル男的お兄系はホストのファッションに影響されており、ゴージャスかつワイルドなテイストがこの系統の特徴です。黒を基調にシルバーやゴールドのプリントや装飾がある服を好み、「盛る」ヘアスタイルも特徴的です。シルバーアクセサリーや尖った革靴、サングラスなどのアイテムも好まれています。

このお兄系にも、アメカジ系やサーファー系のファッションを取り入れた着こなしをしたり、蛍光色やヒッピースタイルを取り入れた「デリッカー」と呼ばれるスタイルなどもあり、実に広いカテゴリーとも言えます。

ギャル系やお姉系の女性に人気が高いのでそういった人にモテたい男性におすすめです。

アクセサリーやブランドにこだわると、全身コーディネートするのにかなり高額になることもあるので、やはりホストや男性セレブに人気があるのも頷けます。しかし、通販などで安価に手に入るアイテムもありますので、10代や20代前半の学生にもチャレンジしやすいファッションではないでしょうか。

参考になる雑誌は、Men’s egg、MEN’S KNUCKLEなどです。

裏原系

裏原宿とは、原宿通りやキャットストリートあたりの洋服店が集まっている一帯を指しています。この辺りから90年代後半に生まれたストリート色の強いスタイルがこの裏原系です。

渋谷などで古着が流行っていた頃、裏原宿ではインポートを扱う店が段々と増え、その流れで独自のファッションを展開する店が多くなっていき、裏原系と呼ばれるようになりました。ファッション的な特徴は特になく、アメカジや古着やB系、モード系などと幅広いジャンルが含まれ、ファッションジャンルと言うより一つの文化として一世を風靡しました。

裏原系誕生には、カリスマとして知られる藤原ヒロシ氏の存在があります。彼の発信するファッションや音楽などは、当時の10代や20代の若者に強い影響を与えました。

同氏の交友関係の広さから、ミュージシャンやモデルなどにもとても人気があり、モデルが自分のブランドやショップを立ち上げたりすることが多くなったのもこの裏原ブームの時期です。新作アイテムの発売日には店頭に行列ができ、雑誌で人気モデルが着用したアイテムなどはオークションで高値がつくこともありました。

この裏原系は、ファッションだけでなく音楽やカルチャーなど様々な要素が含まれており、そういった側面も含めて人気だったことから同氏の影響力の強さを感じさせます。

この系統の代表的な雑誌は、Smart、streetJackなどです。

現在ではかつてほどの勢いはないにしろ、そのカルチャーに影響されて現在のファッションスタイルを確立した人も多いのではないでしょうか。

モード系

モードとはフランス語で流行やファッションを意味する言葉であり、その名の通りモードの発信源であるコレクションやハイファッションを中心としたジャンルがモード系と言われています。パリコレクションやミラノコレクションに登場するハイファッションブランドを好み、エッジの効いたアイテムや髪型をするのが特徴です。

トラディッショナルであるコンサバ系とは対照的なスタイルと言えるでしょう。

大胆で斬新なデザインのアイテムが多く、他にはないシルエットなどにこだわったアイテムが好まれる傾向にあります。黒一色や原色使いなど色使いは様々で、ブランドやデザイナーによって独特の雰囲気があります。

スタイリッシュなイメージですので、細身な体型だと着こなしやすいでしょう。また、どんなアイテムも比較的高価ですので、金銭的に余裕のある人やいわゆるセレブといった人たちに人気のあるジャンルでもあります。

最先端のファッションが好きな人、エッジィな着こなしで都会的な雰囲気を好む人、他人と同じファッションをしたくない人、服にかけるお金を惜しまない人などにおすすめです。

モード系は時代によって大きく変わりますが、昨今では一部の裏原宿系やアメカジ系やきれい目系もこのモード系に含まれ、実はとても広義的なカテゴリーでもあります。

東京コレクションに登場するような、ドメスティックブランドなどはとくに最近人気ですので、モード系と他のジャンルも曖昧になってきているのかもしれません。

服が大好きで強くこだわりのある人がたどり着くカテゴリーと言えるでしょう。

アメカジ系

根強い人気のアメカジ系は、その名の通りアメリカンカジュアルの略で、アメリカの大学生をお手本として広がりを見せたスタイルです。基本的な着こなしは、Tシャツにジーンズとスニーカーなど、とてもシンプルなものです。

多くのカジュアルスタイルの基本とも言えるファッションですので、もはや定番のジャンルですね。トレンドによってアイテムが大きく左右されることもなく、体型もさほど問わず着こなすことができることから、幅広い年代に支持率の高いスタイルでもあります。

アメカジと言ってもそのスタイルは様々で、バイカー、ワーク、ミリタリー、スポーティー、カレッジなど多くの要素があり、ライフスタイルや好みによって自分らしく着こなしができるのも魅力の一つです。

アメカジにはマニア的な要素が多いこともよく知られています。高価なヴィンテージのデニムやレアなアイテムを集めたり、また、デニムやブーツなどを長年愛用してその使い込んだ雰囲気を楽しんだりするなど、物に対するこだわりが強い男性におすすめのスタイルでもあります。最近ではネイティブインディアンの柄やアクセサリーを取り入れたスタイルも多くなってきました。また、古着屋やフリーマーケットをうまく活用してリーズナブルかつおしゃれに着こなす人も多くいます。

おしゃれ初心者から上級者まで、選ぶアイテムや着こなしで長く楽しめるファッションスタイルと言えるでしょう。

参考になる雑誌は、Lightning、street JACK、Free&Easy、2ndなどです。

ストリート系

ハイファッションの対極がこのストリート系ですが、ストリート系と一口に言ってもスケーター系、B系など様々です。

スケートボードなどのエクストリームスポーツや、ヒップホップなどの音楽に影響されており、実に幅広い世代に根強く支持されている系統で、ファッションというよりはライフスタイルそのものであるとも言えます。

全体的にゆったりめのシルエットですが、アメカジや古着を取り入れたミックススタイルでは細身のアイテムを合わせることもあります。スケートブランドやアウトドアブランド

、音楽レーベルのロゴTシャツやバンドTシャツなどを取り入れることが多いのがこのスタイルの特徴です。洋服だけでなく、音楽ジャンルやスポーツジャンルに似合った髪型をするのもポイントですね。

最近では、ガチガチにストリートブランドで固めた典型的なスタイルは徐々に減り、スポーティーでカジュアルな要素があるスタイルを広くストリート系と呼んでいるようです。昨今のアウトドアブームで、トレッキングシューズやレインウェアなどのアウトドアアイテムを合わせる着こなしも増えてきています。

また、m-floのVERBALのように、ストリート系にモードやハイファッションの要素を取り入れたスタイルも人気で、とにかく自由度の高いスタイルとも言えます。好きなミュージシャンの着こなしを参考にする人も多いのではないでしょうか。

ストリート系の人気雑誌といえばsmartです。他には、COOL TRANS・Samurai Magazine・Ollie・WOOFIN’などがあります。

メンノン系

20代男性を中心に人気の高い雑誌、MEN’S NON-NOのスタイリングを参考にしているのがこのメンノン系です。

N.HOOLYWOOD、ナンバーナインといった、ストリート色が強いドメスティックブランドを取り入れるのが特徴で、ハイファッションとカジュアルをミックスしたスタイルです。

特に特徴的なアイテムなどはなく、トレンドによってさまざまに変化するスタイルでもあります。普段のカジュアルな装いに少しだけハイファッションやモードな要素を取り入れるとそれらしくコーディネートできるので、初心者の方にも挑戦しやすいファッションとも言えます。カジュアルでも子供っぽすぎないスタイルですので、20代だけでなく30代男性にも人気があり、また大人の女性にウケがいいスタイルでもあります。

具体的な着こなしは、トラッドなアイテムに細身のボトムスを合わせたり、きれいなシルエットのジャケットにデニムをあわせるなど、モードやトラッドをストリートの感覚で着崩すのがポイントです。どこかハズして垢抜けた雰囲気を出すのもこのスタイルの特徴です。

きれいめ系に飽きてしまった方、モードを取り入れたいけれど全身固めるのは嫌という方、シンプルだけれどトレンド感を出した着こなしをしたい方、とにかく今っぽいファッションをしたい方などにおすすめのスタイルです。

選ぶアイテムやスタイリングによってはぐっと上級者ファッションになりますので、なかなか奥が深い系統かもしれません。

参考になるおすすめメンズファッション誌は、MEN’S NON-NO以外ではSENSEなどがあります。